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38歳のEフランクフルト長谷部が今季初先発で完封演出「誇りに思う。最高にハッピー」

[ 2022年9月14日 11:29 ]

欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグD組第2戦   アイントラハト・フランクフルト1―0マルセイユ ( 2022年9月13日    フランス・マルセイユ )

フランクフルト・長谷部(AP)
Photo By AP

 アイントラハト・フランクフルトの元日本代表DF長谷部誠(38)が今季10戦目の公式戦となったマルセイユとの欧州CL第2戦で初先発を果たし、3バックの中央でフル出場して1―0の勝利に貢献した。

 立ち上がりからホームでペースを握ったマルセイユに対し、Eフランクフルトは長谷部を軸にしのいだ。元日本代表DFは前半36分に体を張ったファウルで相手を止め、1分後にも後方からのタックルで警告を受けた。1―0で逃げ切りを図る後半も32分に積極的に相手に寄せてボールを奪うなど守備を統率しながら1点のリードを守り切った。

 長谷部は「38歳でまだ自分がチャンピオンズリーグでプレーできている事実を本当に誇りに思う。個人的なパフォーマンスは重要ではないとはいえ、勝ち点3は本当に大きい。自分の役割を果たして適切に対応した。最高にハッピーだ」と満足げ。ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が左膝内側側副じん帯を部分断裂と診断されてW杯出場へ大きな打撃を受けた中、日本が誇る大ベテランが大舞台で輝きを放った。

 また、日本代表MF鎌田大地(26)は後半43分までプレーし、攻撃的なポジションに入った後半途中から立て続けに好機を演出。後半34分にカウンターからネットを揺らした場面はオフサイドと判定されたが、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

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