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Eフランクフルト鎌田がMOM 「次はホームで勝たなければ」と連勝誓う

[ 2022年9月14日 10:41 ]

欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグD組第2戦   アイントラハト・フランクフルト1―0マルセイユ ( 2022年9月13日    フランス・マルセイユ )

フランクフルト・鎌田(AP)
Photo By AP

 日本代表MF鎌田大地(26)が敵地のマルセイユ戦に先発して後半43分までプレーし、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍でアイントラハト・フランクフルトに今大会初勝利をもたらした。

 3―4―2―1のダブルボランチの一角として先発し、中盤をカバーして奮闘。チームが前半43分に先制した中、後半26分にMFゲッツェが下がると2列目に上がり、4分後にはボールをつないで決定機を演出。同34分にはカウンターからスルーパスに抜け出してネットを揺らした。相手GKの逆を突いて左隅に決める会心のゴールと思われたが、オフサイドの判定。欧州CL初ゴールは幻に終わり、2分後にも鋭いシュートを放ったものの、相手GKの好セーブに阻まれた。

 試合は1―0のまま終了し、前身の欧州チャンピオンズ杯で準優勝した1959~60年シーズン以来、63季ぶりに欧州最高峰の大会に出場したEフランクフルトは開幕2戦目で初勝利。欧州サッカー連盟(UEFA)は鎌田を「エネルギーに満ちあふれて10番の位置でボールをキープ。ポゼッションと前線への飛び出しに優れ、2得点を逃したのは不運だった」と評価してマン・オブ・ザ・マッチに選出した。

 鎌田は「とても重要な勝利。我々はチームとしてプレーしてスタイルを示した。その一員としてプレーできて、とてもハッピー」と喜びを語った。第1戦はスポルティングに黒星発進となったが、第2戦を終えて勝ち点6のスポルティングをトットナムとともに勝ち点3で追う状況。次戦は10月4日(日本時間5日)のトットナム戦で「このグループはとても難しい。次のトットナム戦はホームで戦うので勝たなければ」と連勝を誓った。

 また、元日本代表DF長谷部誠(38)は3バックの中央で今季公式戦初先発を果たし、フル出場で完封勝利に貢献した。

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