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大迫&イニエスタ不在を感じさせない勝利 11人全員が絡んだMF山口V弾で神戸J1通算ホーム150勝目

[ 2022年9月14日 21:05 ]

明治安田生命J1第26節   神戸2―1FC東京 ( 2022年9月14日    ノエスタ )

<神戸・FC東京> 前半、2点目を決め雄叫びを上げる神戸・菊池 (撮影・後藤 大輝)
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 神戸がリーグ戦3試合ぶりの勝利を収め、16位に浮上した。前半11分にMF山口蛍(31)が挙げた決勝点は全選手が絡んだ、まさに“チームで奪った”ゴール。J1通算ホーム150勝目のメモリアルを飾る1発は、今後の残留争いへ向けて大きな自信につながるものだった。

 始まりはDF菊池流帆のボール奪取だった。DFラインとGK飯倉大樹でビルドアップをし、複数選手で左サイド→中央→右サイドへと展開。攻撃参加したDF飯野七聖がクロスを上げるとFW武藤嘉紀が競り合う。シュートには至らなかったが混戦模様になると、相手のクリアボールをDF酒井高徳が素速くカットしてエリア内のMF汰木康也へパス。そして汰木からの丁寧なパスが山口に渡り、一連の流れを完遂させた。

 同25分には汰木のCKから菊池がヘディングで追加点。復帰間近と言われていたFW大迫勇也やMFアンドレス・イニエスタはベンチ外となったが、3試合ぶりの複数得点。最後は1点差に詰められたが、J1ホーム戦直近5試合勝ちなしだった“苦手”FC東京に競り勝った。

 次戦は18日・G大阪戦。勝てばJ1自動残留圏が見えてくる。

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サッカーの2022年9月14日のニュース