神戸・吉田監督が18日のACL横浜戦でイニエスタ起用を示唆「ケガは問題ない」

練習に汗を流すイニエスタと大迫（右）（撮影・西海健太郎）
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　18日にアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・横浜戦（埼玉ス）を迎える神戸は17日、最終調整を行った。前試合のリーグ札幌戦（13日）をコンディション不良で欠場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（38）もランニングやボール回しなど軽快の汗。吉田孝行監督は「万全ではないかもしれないけど、昨日から（チーム練習には）合流している。ケガについては問題ないと思っている」と起用を示唆した。

　チームは札幌戦で前半開始から積極的な姿勢を見せて快勝。ポゼッション率では42％と下回ったが、綺麗な崩しではなく高いシュート意識と運動量が奏功した。指揮官は「彼（イニエスタ）がいるときといないときでサッカーは変わる。それはアンドレスだけではなく、選手個々のキャラクターで多少変わるところはある」と話し、イニエスタをスタメンで起用するか、途中投入するかは勝負のポイントになりそうだ。

　勝てば20年大会以来となるベスト8進出。J1首位クラブと同16位の“格差対決”になるが、指揮官は「リーグとは違う雰囲気。トーナメントは勢いや立ち上がり、セットプレーもキーになる。チーム一丸になって立ち上がりから自分たちのペースで試合ができるように、攻守でアグレッシブにいく」と意気込んだ。