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ACLに臨む横浜・喜田主将「歴史を変えるタイミングは何度も来ない」クラブ初の8強へあす神戸と対戦

[ 2022年8月17日 17:06 ]

<横浜練習>練習で指示を出す喜田(撮影・西海健太郎)
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 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で18日に神戸と対戦(埼玉)する横浜が17日、さいたま市内で最終調整を行った。公式会見に臨んだ主将のMF喜田拓也(27)は「ここから先はマリノスの歴史で見たことがない景色になる。歴史を変えるタイミングは、そう何度も来るものではない。必ず自分たちの力で、マリノスの未来切り開く」と、クラブ初の8強進出を力強く宣言した。

 J1で4度の優勝を誇る横浜だが、ACLでは2020年の16強が最高成績。同年はコロナ下の変則日程の中で初めて決勝トーナメントに進出したものの、12月にカタールで開催された決勝トーナメントは1回戦で水原(韓国)に2―3で敗れた。先発出場していた喜田は「敗退したあの日の光景を忘れたことはない。あの日言ったように、自分たちの手で切符をつかみ取ってこの場にいる。自信を持ってピッチに立つべき」。今春ベトナムで開催された1次リーグを苦しみながらも組内1位で勝ち上がり、雪辱の舞台に立つ充実感をあらためて噛みしめた。

 横浜にとっては5度目のACLで、初めての日本クラブとの対決となる。J1で横浜は首位を走り、神戸は残留争いの最中とチーム状況に違いはあるものの、もちろん今大会はそれとは無関係の一発勝負になる。ケビン・マスカット監督(49)は「相手どうこうよりも自分たちが何をしたいか、どういうサッカーをするかが大事。それに集中したい」と強調した。

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2022年8月17日のニュース