森保監督、神戸・大迫の9月代表復帰示唆　13日札幌戦で78分間出場「候補に入れて考えたい」

昨年11月の敵地オマーン戦で、大迫（右）をねぎらう森保監督
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　日本代表の森保一監督（53）が16日、オンライン取材に応じ、FW大迫勇也（32＝神戸）を9月の欧州遠征に招集する可能性に言及した。

　負傷の影響で3月以降代表を外れている大迫勇は13日の札幌戦で復帰後最長の78分間出場。この試合を視察した指揮官は「コンディションは上がっている。攻撃の起点になっている」と評価。9月23日の米国戦、27日のエクアドル戦への招集について「候補に入れて考えていきたい。コンディションを見極めて決める」と話した。

　また、14日の今季開幕戦で移籍後初得点を記録したスペイン1部レアル・ソシエダードのMF久保建英（21）については「素晴らしかった。ゴールに向かっていく姿勢が得点という結果に表れて良かった」と称賛していた。

　≪対戦3か国の分析進行中≫日本代表の森保監督はW杯1次リーグで対戦する3カ国の分析が進んでいることを明かした。

　堅守速攻型とされるコスタリカについては「ボールを保持しながら積極的に攻撃を仕掛けるチームになっている」とイメージが変わったと説明した。

　ドイツ、スペインに関しては「世界的なトップクラスの選手がいて監督の戦術を表現しながら個のレベルの高さを強みにしている。強力なアタッカーがいるのでしっかりと止めて攻撃に移るようにしなければ」と攻撃陣を警戒していた。