U―20女子日本代表池田監督が初戦オランダ戦に向けて決意「アグレッシブさを出したい」

　サッカーのU―20女子W杯コスタリカ大会で連覇を目指すU―20女子日本代表は11日（日本時間12日午前5時開始）の1次リーグ初戦でオランダと対戦する。

　10日は試合会場で最終調整を行った。オンライン取材に応じた池田太監督は「積み上げたことを発揮できる舞台が明日に迫っている喜びで、今日もいい表情でトレーニングができた」とチームの仕上がりに満足感を示した。

　日本は18年フランス大会で初優勝を飾った。20年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。今大会で2大会連続の世界一を目指すが、指揮官は「ディフェンディングチャンピオンと言ってもメンバーも違うし、新しいチャンレンジだと思っている。いいトライができれば」と話した。

　初戦の相手オランダについては「フィジカルの強いプレーヤーがいて、前線にスピードのある選手もいる。組織的にボールを動かしてくる」と警戒しながら「受け身になるのではなく、前からボールを奪いに行くアグレッシブさを出したい。腰が引けたゲームの入りにならないよう強気に入っていきたい。選手にも勇気を持ってミスを恐れず入っていこうと伝えたい」と攻撃的に戦う考えを鮮明にした。