横浜に新加入のFWヤン・マテウスが合流「チームの目標を達成する力に」先輩レオ・セアラからも助言

横浜に新加入し、オンライン会見に臨むFWヤン・マテウス（横浜F・マリノス提供）
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　J1で首位に立つ横浜にポルトガル2部モレイレンセから完全移籍で加入したブラジル出身FWヤン・マテウス（23）が11日、チーム練習に合流した。練習後にオンライン取材に応じ「このチームの目標を達成するために、力になれるよう頑張っていきたい」と抱負を語った。

　日本、横浜でのプレーを決断した理由について「マリノスは偉大で伝統あるクラブ。タイトル争いするチームでプレーしたいという思いは、どの選手にもある」と説明した。ブラジルの同じバイーア下部組織出身の先輩、FWレオ・セアラから助言を受けたといい「すごくいいチームで皆さんが温かく迎え入れてくれること、日本という国の礼儀正しさなどを教えてくれた」のも決断を後押しした。

　1メートル70、71キロの左利きFWで、昨季はポルトガル1部で31試合に出場し6得点を挙げた。「スピード（を生かすプレー）や1対1、チームメートと連携を取りながらプレーするのが好き。いろいろな形で得点を決められる」とアピールした。横浜での出場ポジションは「監督が選ぶこと」としながらも「しっくり来るのは右」だといい「僕だけでなく、右のウイングで出る左利きの選手はボールを運んでカットインしてシュートを狙うと思う。僕もその一人」と得意なプレーを明かした。

　クラブによると、早ければ13日のJ1ホーム湘南戦から出場が可能となる。自身も「選手なので、もう次の試合を戦いたい。判断するのはスタッフや監督だけど、準備しておきたい」と早くも出場に意欲を見せていた。