名古屋・長谷川監督　“MVP男”相馬のさらなる覚醒に期待「“つかんだ”と言っていたので期待します」

相馬勇紀
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　J1リーグはあす30日に再開する。名古屋はアウェーで札幌と対戦。長谷川健太監督は日本代表MF相馬勇紀（25）のさらなる“覚醒”を望んだ。

　相馬はE―1選手権で3試合3得点2アシストを挙げて優勝に貢献。大会得点王と大会MVPのタイトルも手にし、大きく評価を上げた。長谷川監督は「相馬くんは良い意味でポジティブ。“つかみました！”と言っていたので期待します」と、みなぎる自信を身にまとってチームに合流したことを明かした。

　左FWでプレーした日本代表とは違い、名古屋では左ウイングバックが主戦場。ドリブルでの仕掛けやハードワークで攻守に躍動してきたが、リーグ戦1得点1アシストに留まっている。それだけに「システムに関係なく（ゴールに）近いところでプレーすることが大事になる。相馬が一皮むけてくれれば、チームとしてのオプションも増える」と今後は目に見える数字の向上に期待を寄せた。