ゲンク伊東が移籍合意のスタッド・ランスは“欧州CL”準V2度の古豪　W杯得点王フォンテーヌらが在籍

伊東純也
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　サッカーのベルギー1部ゲンクは29日、日本代表MF伊東純也（29）がフランス1部スタッド・ランスに移籍することで基本合意に達したと発表した。伊東はこの日の午前にクラブを訪れてチームメートとスタッフにあいさつ。フランスに向かい、メディカルチェックをクリアすれば移籍が成立するという。

　スタッド・ランスはフランス北部マルヌ県ランスを本拠地に1910年に創設。49年から62年までリーグ優勝6回を誇り、欧州チャンピオンズ杯（現欧州CL）でも第1回の56年と59年に準優勝している古豪だ。58年W杯スウェーデン大会で13得点を挙げて得点王に輝いたフランス代表ジュスト・フォンテーヌや58年バロンドール（当時欧州最優秀選手）に選ばれた同代表レイモン・コパが在籍したことで知られる。

　92年の破産宣告から一時解散を経て再出発し、2013年に34季ぶりに1部に復帰。昨季は12位に終わった。ホームはオーギュスト・ドローヌで2万519人を収容する。