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Rソシエダード加入の久保建英が抱負「11月までに2~3点、良い状態でW杯へ」

[ 2022年7月20日 21:14 ]

久保建英(ロイター)

 スペイン1部のレアル・マドリードからレアル・ソシエダードに加入した日本代表MF久保建英(21)が20日、日本の報道陣に向けオンライン入団会見を行い、11月のW杯カタール大会まで「低く見積もって、2~3点は11月にまでに取って、良い状態で(W杯に)行きたい」と目標を語った。きのうまでの4日間は「風邪を引いていた」ようで、この日の新天地での初練習は部分合流だったという。23日にはドイツ1部ボルシアMGとの練習試合を控えており、背番号14は「そこでチームメートの信頼を掴めるようなプレーをするために、できるだけコンディションを戻していきたい」と意気込みを語った。

 以下は会見の一問一答。

 ―練習に合流しての感想は?
 「僕はこの4日間、ちょっと風邪をひいていて、きょうは部分合流だったんですけど、久しぶりにボールに蹴ったにしては、ずっとレアル(マドリード)で練習していたのもあって、体も軽いですし、非常に良い練習ができたかなと思います」。

 ―チームの雰囲気は?
 「みんな暖かく迎え入れて、思ったよりも早く打ち解けそうだなと思いました」。

 ―今の状態は?
 「少なくても週末の試合までにはしっかり100%に持って行けるようにはしたいと思います」。

 ―今回の移籍を決めた経緯は?
 「今年移籍する日本人選手に限って言えば、W杯を考えずに移籍した選手はいないと思うんで、それに関してはそこもしっかり意識した上で、どうみてもここが良いなというところで、レアル・ソシエダードに移籍させてもらった感じですね」。

 ―期待感は高まっている?
 「全て僕の理想というか、僕の思惑は、本当に僕がポジション勝ち取っての話しなんで、全ては。そこからだと思うので、しっかり気を引き締めてやっていきたいなと思います」。

 ―リーガでの過去3年間の経験は自信に?
 「自信、手応えというより、今までのリーガの自分に慣れずに、試合数を重ねているのはいいことですけど、ここからはまた違う段階に入って行けたらいいかなと思います」。

 ―改善点は?
 「今言ったとおり、今までの自分に慣れずに、もう一段階上の自分として、しっかり自分のプレーと向き合っていきたいなと思います」。

 ―24年パリ五輪について
 「それはちょっとさすがに先すぎますし、きょうに関して言えばレアル・ソシエダードの会見なので、ここで特にコメントすることはないです」。

 ―レアル・ソシエダードの印象は?
 「攻撃がとても流動的で、厚みを持って、基本的に試合をコントロールしたいチームだと思うので、自分の特徴を出すには凄く適しているかなというイメージは持っていました」。

 ―不安は?
 「一つだけ気になるとすれば、僕はこの4日間まったく動いていなかったので、それで週末の試合がひとまずあるので、そこでチームメートの信頼を掴めるようなプレーをするために、できるだけコンディションを戻していきたいなという感じです」。

 ―仲良くなった選手は?
 「みんな『家決まったの?』って聞いてくれたりとか、それこそDFディエゴ・リコ選手(29)なんかが、『家ホテルから近いから送っていくよ』とか、気さくな選手が多いので、自分から聞かなくても、話したがりの選手がたぶん多いので、新加入選手に優しいチームなのかなと思いました」。

 ―11月までの具体的な目標は?
 「低く見積もって、2~3点は11月までに取って、良い状態で(W杯に)行きたいなと思います。もうちょっと取りたいですけど、まずは2~3点数字を残してという感じだと思います」。

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2022年7月20日のニュース