香港戦で代表デビューの20歳　藤田譲瑠チマ「納得いくプレーができなかった」

香港戦に出場した藤田（撮影・西海健太郎）
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　サッカー日本代表のMF藤田譲瑠チマ（20＝横浜）が20日、オンライン取材に応じた。前日の東アジアE―選手権初戦香港戦で代表デビューを果たし、ボランチで先発フル出場し、攻守に6―0の快勝に貢献したが、自己評価は厳しかった。「90分間を通して納得いくようなプレーができなくて、結果は6―0だったけど、個人的にやらないといけないことがたくさんあると感じた」と反省の言葉を口にした。

　課題に挙げたのは球際やセカンドボールを拾った後、ボールを奪った後のプレー。「っと簡単に前に（パスを）つけたり、もっとテンポを出して正確なパスで相手を困らせるシーンが増やせたかなと思う」と振り返った。

　試合後、森保監督から「デビューおめでとう。まだまだこれからだから頑張れ」と声を掛けられたという。

　東京Vの下部組織で育ち、20年にトップチームに昇格。徳島を経て今季から横浜でプレーしている。U―17から年代別の日本代表に選出。パリ五輪を目指すU―21日本代表にも名を連ねる。

　今大会はW杯カタール大会メンバー入りに向けたサバイバルの側面もあるが「W杯に出るという大きな目標を達成するのも大事だけど、目の前の試合に集中することが一番」と大人のコメントを口にした。