浦和が快勝で6戦負けなしの9位に浮上　ロドリゲス監督「今日は完璧な試合ができた」

明治安田生命J1第21節   浦和3―0FC東京 （ 2022年7月10日    埼玉 ）

＜浦和・FC東京＞前半、ゴールを決める浦和・モーベルグ（左）（撮影・西海健太郎）
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　埼スタのピッチにロドリゲス監督が思い描くようなサッカーが展開された。攻めては多彩な攻撃パターンで相手を粉砕。守っては高い位置からのプレスと引いての堅い守備ブロックを使い分けて、無失点に抑えた。3得点以上はこの日を合わせてこれで4試合目。上手く相手の急所を突いて得点を重ね、6試合負けなしとし、9位に浮上した。

　前半31分、MF松尾が相手のパスミスをかっ攫うと一気に加速。ペナルティーエリア内に侵入し、モーベルグが先制点を決めた。後半5分の2点目は相手を押し込んで最終ラインを下げたことで生まれた。MF伊藤が中盤との間にできたスペースに持ち上がると、ペナルティーエリア外から左足を振り切った。3点目は右サイドを連係で崩した。同25分、モーベルグが右サイドでロングボールを受けるとドリブルを開始。絶妙なタイミングで上がってきたMF江坂にパスを出し、そこからのクロスに最後はMF大久保が左足でゴールネットを揺らした。

　指揮官は「今日は完璧な試合ができたと思っている」とし、「チャンスも多く作れ、それをしっかりゴールにつなげられた。守備では前からプレスをかけられた。さらに追加点を取れる場面もあったが、ただ、全員がいい試合をしてくれた」と満足げな表情をみせた。