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川崎F 指揮官不在も4発!3戦ぶり白星 試合後に賛辞「最高のゲームだった」

[ 2022年7月10日 05:05 ]

明治安田生命J1第21節   川崎F4―0G大阪 ( 2022年7月9日    等々力 )

<川崎F・G大阪>前半、ゴールを決めた川崎F・脇坂(中央)はマルシーニョと喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは各地で2試合が行われ、3位の川崎FはホームでG大阪に4―0で大勝し、3試合ぶりの白星を手にした。

 指揮官の不在をものともせず大勝した。前半6分のレアンドロ・ダミアンの先制点を皮切りに、10人の相手からマルシーニョ、脇坂が追加点。同36分には家長が鮮やかなオーバーヘッドを蹴り込み、前半だけで試合を決めた。「(逆風こそ)優勝に向けてギアを上げていくきっかけになればと、一人一人が思っていた」と脇坂。日本代表の森保監督とU―21代表の大岩監督が視察する前で、首位再奪取への勢いを得た。

 試合前には新型コロナの濃厚接触者と判定され、不在の鬼木監督がZoomを通じて、通常通りに戦術を伝え、代行の寺田コーチは「この1試合で終わってもいいようにゲームに入るようにしていた」という自身の現役時代の思いを伝えて士気を高めた。「最高のゲームだった」。試合後の電話で、指揮官は寺田コーチに賛辞を伝えた。

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2022年7月10日のニュース