フライブルク堂安が初のプレシーズンマッチでデビュー弾　監督は「機敏で予測できない動き」と称賛

堂安律
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　サッカーのドイツ1部フライブルクに加入した日本代表MF堂安律（24）は9日、合宿中のオーストリア・シュルンスで行われたスイス1部ザンクトガレンとのプレシーズンマッチでデビュー弾を記録した。前後半各60分でメンバーを総入れ替えした変則形式の試合で後半開始から出場。同25分に右サイドでパスを受け、細かいボールタッチで相手選手を後退させてペナルティーエリアに持ち込むと、左足で鋭いゴールを決めた。

　5日にオランダ1部PSVアイントホーフェンから移籍が発表されたばかりの新戦力が初めて出場した実戦で会心のゴール。後半30分で退いたものの、アピールに成功し、シュトライヒ監督は「彼がとても機敏で予測できない動きをすることが分かっただろう。攻撃で我々にオプションを与えてくれる」と称賛した。

　4―3と点を取り合った一戦でビルト紙は「フライブルクでベストの選手は新加入の堂安」と高評価。バディッシュ・ツァイトゥング紙も「堂安は際立っていた。いくつかの機会で1対1に挑み、全てが成功したわけではないが、スピードとテクニックは印象深かった」と伝えていた。