堂安が4日にフライブルクのメディカルチェックとオランダ誌が報道　移籍秒読み

堂安律
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　サッカーのオランダ1部PSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律（24）がドイツ1部フライブルク移籍に向け、4日にメディカルチェックを受けるとオランダ誌フットボール・インターナショナルが同日報じた。24年まで契約を2年残す中、移籍金は出来高を含めて850万ユーロ（約12億円）という。

　堂安の移籍に関してはオランダ紙アイントホーフェン・ダグブラッド紙が3日に両クラブが大筋で合意したと報道。堂安がフライブルクと契約条件で合意し、メディカルチェックをクリアすれば移籍が実現する見通しと伝えていた。

　17年夏にG大阪からオランダ1部フローニンゲンに期限付き移籍した堂安は同クラブへの完全移籍を経て19年夏にオランダの名門PSVアイントホーフェンに加入。20～21年シーズンはドイツ1部ビーレフェルトに期限付きし、フライブルク移籍が決まれば2季ぶりのドイツ挑戦となる。

　フライブルクは昨季6位でリーグ戦を終え、今季は欧州リーグに出場する。昨季リーグ2位のPSVは欧州チャンピオンズリーグ（CL）予選3回戦に出場。堂安はフライブルク移籍で欧州CL出場の機会を逃すことになるが、レベルが高いドイツ1部でW杯カタール大会（11月21日開幕）に向け、さらなる成長を目指すことになりそうだ。