次回アフリカ選手権の開催時期が24年1～2月に変更　欧州クラブに選手派遣の問題再び

　アフリカ・サッカー連盟（CAF）は3日、23年6月開幕を予定していた次回アフリカ選手権（コートジボワール）の時期を24年1月開幕に変更すると発表した。雨期を避けるためとしている。

　1～2月の開催が続いていたアフリカ選手権は欧州主要リーグと日程が重なり、主力派遣に消極的なクラブ側の意向もあってCAFが17年に恒久的な6～7月開催への日程変更を決定。19年エジプト大会は欧州主要リーグがオフに入る6～7月に行われたが、続くカメルーン大会は雨期とコロナ禍の影響で20年6～7月から21年1～2月に時期が変更された。

　CAFのモツェペ会長は「1月は欧州のクラブが選手の派遣を嫌がるので理想的な時期ではないが、他の選択肢はなかった」と説明した。アフリカ出身の有力選手を主力に抱える欧州のクラブにとっては、またもや頭を悩ませる問題となりそうだ。