鹿島の“元・エース”FWエヴェラウド　ポスト上田へ意気込み「18点獲った2年前の状態に戻したい」

チームのエースとしての自覚を語った鹿島FWエヴェラウド（C）KASHIMA　ANTLERS
Photo By 提供写真

　鹿島のFWエヴェラウド（30）が4日、オンラインで取材対応し、「18点とった2年前の状態に戻すことを最大限取り組まなければいけない」とベルギー1部へ移籍したエース上田綺世（23）の穴を埋めることを誓った。

　エヴェラウドは20年に18得点6アシストと大活躍。年間ベストイレブンにも選出されたが昨季は28試合で1得点。今季は序盤の故障もあって大きく出遅れていた。2日の柏戦（三協F柏）ではFW鈴木優磨にPKを譲ってもらう形でシーズン初ゴールをマーク。「鈴木選手にもお礼した。PKがゴールとなって勝ち点3につながったのは個人的にもよかった」と自信も取り戻しつつある。

　上田が移籍した鹿島が優勝するためには、“元エース”エヴェラウドの復調が間違いなく必要になってくる。長期離脱から復帰後は、自主練習としてフィジカルメニューに取り組むなど目の色を変えて取り組んでいる。「去年は貢献できなかったが、今自信を取り戻す作業をしっかりやっている」と力強く語った。