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【Jトピ~データで読み解く】新人トップ5得点の広島FW満田 スキッベ流ハイプレスも圧巻の数値

[ 2022年6月29日 06:05 ]

大卒新人ながらチーム最多の5得点4アシストを記録している広島・満田
Photo By 共同

 広島が4連勝で上位チームを猛追している。大卒新人ながら、ともにチーム最多の5得点4アシストと結果を残しているのがFW満田誠(22)。攻撃面での貢献に加えて、前線からの積極的なプレスで守備での献身性も見せる。ミヒャエル・スキッベ新監督(56)の目指すサッカーのキーマンとして躍動している。(記録課)

 満田は3月12日のFC東京戦でスタメン入りを果たすと、そこから14試合連続で先発出場中。4月2日の湘南戦ではJ1初得点を挙げ、チーム今季6戦目での初勝利に貢献。そこから広島は満田の活躍とともに順位を上げ、現在4位につけている。

 今月25日の福岡戦。広島は前半28分に、敵陣でMF野津田がボールを奪うと、すぐさまショートカウンターを仕掛ける。FWベンカリファがPA内へパスを出し、そこへ走り込んだ満田が右足ダイレクトでゴール左隅へ豪快に決めた。

 これで今季チーム最多の5得点目。今季出場した新人では、柏FW森を上回り最多となった。5得点中3点がダイレクトで、持ち味のスピードを生かした動きから、少ないタッチで得点を挙げている。4アシストもチーム最多で、新人では清水DF山原の3を上回る成績で、主力として結果を残している。

 攻撃だけでなく豊富な運動量を生かし、前線からの守備も見せる。アタッキングサード(AT=ピッチを3分割した最も敵陣側)でのボールゲイン(守備から攻撃に切り替わる最初のプレー)が20回で、リーグ全体2位。ファーストディフェンダーとして献身的に動き、攻撃の起点となっている。

 さらに広島の今季ゲインライン(ボールゲインした位置の自陣ゴールラインからの平均距離)は、昨季の36・6メートルから40・1メートルと、3メートル以上も前進している。今季のJ1で最も高く、40メートル台は広島だけ。チームの特長でもあるハイプレスを満田らが支えている。

 このペースでいくと新人では史上6人目、チームの日本人では15年佐藤寿人以来の2桁得点も見えてくる。このまま結果を残し続ければ、7月下旬に行われるE―1選手権での日本代表初招集にも期待が高まる。(データ提供・データスタジアム) 

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