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神戸・ロティーナ監督解任、今季2度目の監督交代 後任候補に吉田孝行氏

[ 2022年6月29日 03:00 ]

解任されることになった神戸・ロティーナ監督

 最下位の神戸がミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(65)を解任することが28日、分かった。今季リーグ開幕から9試合連続白星なしのクラブワーストを更新していた4月上旬に就任したが、その後のリーグ戦9試合でわずか2勝。3月20日に解任された三浦淳寛氏に続くシーズン2度目の監督交代で、後任には強化部に籍を置く吉田孝行氏(45)が挙がっている。

 26日の浦和戦には三木谷浩史オーナー(57)が来場。総帥の見守る中で逆襲のきっかけをつかみたいところだったが、試合終了間際の失点で敗れた。浮上の兆しはなく、17位・清水まで勝ち点6差と苦境にあえぐ。

 リーグ戦を最下位で折り返したのは、J2降格となった05年以来。勝負の夏場で何とか上位に食い込むべく、ロティーナ監督はリーグ戦中断期間に「攻撃に7~8割を割いていきたい」と意気込んでいたが、浦和に敗戦した後にある選手は「攻撃を構築する段階まで進んでいない」ともどかしい胸中を明かしていた。指揮官と選手の間に意識のズレもあった。

 春先に大黒柱の元日本代表FW大迫が故障で離脱。たびたび戦列を離れ、ベスト布陣で戦うこともままならない状況だった。イニエスタを筆頭に山口、槙野、武藤ら多くのタレントを擁する中、満足のいくチームを構築できないままクラブを去ることになった。

 ◇ミゲル・アンヘル・ロティーナ 1957年6月18日生まれ、スペイン出身の65歳。現役時代はログロニェスなどでプレーし88年に引退。92年から指導者キャリアをスタートさせ、セルタ(スペイン)を率いた03~04年シーズンは欧州CL16強。エスパニョール(スペイン)では国王杯優勝。17年からJ2東京V監督。2年連続で昇格プレーオフに導き、19、20年はC大阪監督、21年はシーズン途中まで清水で指揮を執った。 

 ◇吉田 孝行(よしだ・たかゆき)1977年(昭52)3月14日生まれ、兵庫県川西市出身の45歳。滝川二高から95年に横浜Fに入団し、大分、横浜を経て08年に神戸へ。13年限りで現役引退し、15年にコーチ就任。17年8月にネルシーニョ監督の解任に伴い監督に就任。途中、配置転換もありながら最終的に19年6月まで指揮を執った。その後、J2長崎での指導を経て今年1月に強化部スタッフとして神戸へ復帰。

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