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FC東京の松木がU―23アジア杯に臨むU―21日本代表招集 「しっかり結果を残したい」と意気込み

[ 2022年5月24日 15:00 ]

清水戦に備えて練習する松木(C)FC東京
Photo By 提供写真

 日本サッカー協会は24日、U―23アジア杯(6月1日開幕、ウズベキスタン)に出場するU―21日本代表を発表し、MF松木玖生(19=FC東京)ら21選手が招集された。3月のドバイ杯U―23に続き、24年パリ五輪世代の大会でメンバー入りした松木は「まずは自分自身のプレーをしてベースをしっかり築いていきたい。(試合に)出たら、しっかり結果を残したい」と意気込みを語った。

 パリに向けてステップアップを図っていく国際舞台は1次リーグでサウジアラビア、UAE、タジキスタンと対戦する。目標は優勝だが「積み重ねが大事。まずは1試合を勝ちきること。全ての相手がレベルが高いと思う」と松木。パリ五輪予選はまだ先だが、足下を見据え「まずは予選を勝ち抜かないとパリも見えない。そこに行くまでの過程を大事にしないと」と語った。

 青森山田の主将として1月の全国高校選手権を制し、今季からプロとしての第一歩を踏み出した。FC東京ではここまでリーグ戦14試合のうち12試合に先発。主力に定着し「球際やインテンシティーの部分は互角以上にできている自信がある」と語る一方で、ゲームメークや得点力の部分は満足していない。今月3日の福岡戦ではJリーグ初得点を挙げたものの「あまり取れていない。結果として見えていないので、まだ足りない」と漏らす。

 チームも最近4試合で勝ち星がなく、9位と苦戦。25日の清水戦に向け「勢い付く試合になれば」と訴えた。チームを浮上させ、自身にも弾みを付けるゴールと勝利を狙う。

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2022年5月24日のニュース