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神戸・三木谷会長 涙の演説「格好悪くてもいい」続投明言 サポ思い様々「胸打たれた」「結果が全て」

[ 2022年5月24日 10:45 ]

三木谷浩史氏
Photo By スポニチ

 神戸の三木谷浩史会長(57)が24日までに自身のツイッターを更新。クラブハウスを訪問し、選手、スタッフの前であいさつとともに激励した様子を動画で公開した。約7分にわたって語りかけ、声を詰まらせながら涙する場面も。さらに会長職を続投することも明らかにした。

 三木谷会長は選手、スタッフを前に「チームが厳しい状況で、一回話をさせてもらった方がいいかなと思い、集まってもらいました」と切り出した。

 チームは21日、湘南に敗れて最下位に転落。会長自身の去就を注目する声も挙がっていた。

 同会長は「本当にここまで厳しい状況になっています。そもそも、どういうふうなことを考えてやったらいいのかなと思いながら、このクラブを19年間やってきてます。皆さんがサッカーを一生懸命やっていて、いろんな思いを持ってやってくれています。みんなが一人でやっているのではなくて、ゼロからの出発でいろんな人がいろんな思いを持ってやってきています」とし、「ゆず」の北川悠仁とともに作った映像「楽天の歴史」を見ながら、会社の歩みを改めて見つめた。

 「ここには日本代表の選手がいっぱいいるし、こんなすごい選手の前で僕が話すのもどうかなという思いもあるんですが…1分間だけ自分のサッカー人生を思い出して下さい」と語りかけると、声を詰まらせ、目頭を押さえた。

 「すみません。今までいろんな悔しいことや苦しいことを乗り越えてきたと思います。世界が大変なことになっていて、ウクライナではたくさんの人が死んでいて、スポーツもできないし、ロシアの選手にしてもいろんな大会にも出られない。コロナ感染などもあって、世界が大変な中、自分も世界を少しでも良くしようと事業でも頑張っていて。中途半端に僕がこのクラブに関わっていることが、正直マイナスなのかなというふうに思っていたんですが、“一期一会”という言葉があります。一つのことを、一つの機会を、一つの出会いを大切にできない人は大きなことも成し遂げられない。ファンの方からいろいろな言葉をいただいて、もう一回一生懸命やろうと思いました。正直言って、時間はなかなかないのですが、その思いで来ました」と述べた。

 「僕らにとってこのクラブは家」とし、後ろにいるファンやスポンサーらの思いを伝えた上で「次の試合があるということではなく、次の一戦に全てを懸けるという思いでやってほしいと思います。覚悟っていう、このままやり続けるというのも格好悪いんだけれど、格好悪くてもいいやと思い、戻ってくることにしました」。

 さらに「みんないろいろ苦しい中、皆さんの試合を楽しみに、元気をもらいにやってきていると思います。みんな一生懸命やっていることを分かっているので、こんなことを言うのは申し訳ないと思っているけども、一層の覚悟を持って挑んでいただきたい」と語りかけ、「ケガもあるし、忸怩(じくじ)たる思いもあるし、どうしようもないこともあると思いますが、それでも1センチ、10センチ、一歩をその気迫の差だと思うんですよ、正直言って。覚悟と気迫を持って頑張りましょう。よろしくお願いします。以上です」と結んだ。

 ネット上ではサポーターから「胸を打たれた」「泣けてくる」「三木谷会長、よく言った!」「リーダーとはこういう方のことを指す」「確かに心に訴えかけるというか涙も本物なんだと思うし難しい言葉を使わずにシンプルな話で伝えたかったのもわかった。けれどもプロである以上、結果が全て」など様々な反応があった。

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2022年5月24日のニュース