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史上初W杯女性審判の主審候補に山下良美さん ACLで大会初の女性主審も務め

[ 2022年5月20日 05:30 ]

2019年6月、女子W杯で試合を裁く山下主審(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 国際サッカー連盟(FIFA)は19日、11月に開幕するW杯カタール大会の担当審判員を発表し、日本から主審候補として山下良美さん(36)が入った。W杯で女性が審判員に選ばれたのは史上初で、山下さんら主審3人と副審3人の計6人が名を連ねた。

 山下さんは2015年から国際主審となり、19年女子W杯では決勝トーナメント1回戦などを担当し、昨夏の東京五輪でも主審を務めた。男子の試合は昨年5月、Jリーグ史上初の女性主審としてJ3のYS横浜―宮崎で笛を吹いた。今年はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でも大会初の女性主審を務めた。

 FIFAは過去の実績などにより主審36人、副審69人、ビデオ・アシスタント・レフェリー24人を候補として選出。日本からは山下さんだけだった。主審候補は、選手交代の援助などを行う「第4の審判員」を務めることもある。

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