森保監督がオンライン取材対応「ブラジルに勝って新たな歴史を刻めればいい」

日本代表の森保監督
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　日本代表の森保一監督が28日、オンライン取材に応じた。

　森保監督は1日のW杯組み合わせ抽選会に出席した後、欧州に渡り、試合や日本人選手がいるクラブの練習を視察した。

　13日にドイツで新型コロナウイルス陽性が判明したため、スケジュールを変更しホテルで療養。陰性判定が出た後、24日に帰国した。

　帰国後初めて取材に応じた森保監督は「ドイツでコロナに感染しホテルで隔離生活をした。少し熱は出たけど軽症ですんだ。日本人のスタッフがいたので食事の不安もなく、体重も減らず、むしろ太った」と笑顔で話した。

　8日には欧州リーグ準々決勝フランクフルト―バルセロナ戦を観戦。「スペインのサッカーとバルサのサッカーはイコールではないけど、同じ志向をしている。フランクフルトがバルサを研究して撃破した。フランクフルトから戦い方のヒントをもらった」とW杯で対戦するFIFAランキング7位の強豪スペイン攻略の参考になったと明かした。

　6月6日に国立競技場でブラジルと対戦することが決まった。新国立では初の代表戦となる。指揮官は「新国立で我々日本代表がブラジルと戦えることは新たな歴史を刻むことになる。ブラジルに勝って新たな歴史を刻めればいい」と神妙に語った。