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6・6森保ジャパンvsブラジル代表決定!初の新国立でW杯“前哨戦”王国撃破だ

[ 2022年4月28日 05:30 ]

日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 日本協会は27日、本紙既報通り、6月6日に国立競技場で国際親善試合ブラジル戦が決定したと発表した。同国と国内で対戦するのは01年6月以来21年ぶり。国立競技場での国際Aマッチは14年3月5日のニュージーランド戦以来8年ぶりで、東京五輪に向けて同会場が新しくなってから日本代表がプレーするのは初めてとなる。

 W杯カタール大会までの約7カ月で残された実戦の場は6月の4試合、国内組で臨む7月のE―1選手権、そして9月の2試合だけ。1次リーグE組ではドイツやスペインと同組になったが、“仮想国”となる欧州の主要チームはネーションズリーグを戦うために親善試合は困難。だからこそ、タイプの違った南米とはいえ、世界1位の“王国”戦は願ってもないカードだ。

 ブラジルは6月11日にオーストラリアでアルゼンチン代表と親善試合を行うと報道されている。一連のツアーで主力が招集されれば、パリSGのFWネイマールやRマドリードのビニシウスら最強の布陣がそろう。世界との距離を測るにも、格好の相手になる。

 森保一監督(53)は「W杯を見据えて準備を始めていくこのタイミングで、ランキング1位のブラジルと対戦できることを大変うれしく思います。リスペクトはするも、過度に相手を見上げることなく、同じ目線で戦えるチームをつくりたいですし、この試合もそうした姿勢を見せていきたいと思います」とコメントを出した。

 過去のブラジル戦は2分け10敗。指揮官が意気込んだように真新しくなったサッカーの“聖地”で大金星をつかめば、目標の「W杯8強以上」は一気に現実味を帯びてくる。

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2022年4月28日のニュース