新国立で初のJ1リーグ開催　G大阪・片野坂監督「歴史に残る戦いを」DF三浦「勝利が絶対必要」

G大阪の三浦弦太
Photo By スポニチ

　29日に改修された“新国立競技場”で初のJ1リーグが開催される。アウェークラブの立場でFC東京と対戦するG大阪の片野坂知宏監督（51）は「奮い立たせてくれる。良いゲームをして、勝ち点3を取って、最初の試合でG大阪という名前が歴史に残るような戦いをしたい」。リーグ戦4試合ぶりの勝利に意気込んだ。

　クラブとしては、21年1月1日の天皇杯決勝戦・川崎F戦以来の国立ピッチ。DF三浦弦太は「フロンターレと試合をするわけじゃないけど、間違いなく注目される。勝つことが絶対に必要。その上で自分たちがやろうとしていることを見ている方々に伝わるゲームにしたい」と内容も追及する構えだ。

　23日のルヴァン杯C大阪戦で迫力を欠いた攻撃陣やビルドアップも修正。指揮官は「一番大事にしたいのはトランジション（攻守の切り替え）。スペースと時間があれば仕事ができる選手が相手にはいる。そこを与えず、逆に自分たちが使えるようにしたい」と選手にハードワークを求めた。