C大阪・小菊監督「大切な時間にして欲しい」“香川効果”に期待

取材に応じるC大阪・小菊昭雄監督
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　C大阪・小菊昭雄監督は“香川効果”に期待を寄せた。この日から“新・謎の練習生”としてクラブOBのMF香川真司（シントトロイデン）が練習に参加。「彼の経験やトレーニングを一緒にすることでプラスになる。彼が普段通りのプレーすることで、彼の背中を見ることで、たくさんの刺激を受けると思う。ロッカールームでは成長の助言もあると思うし、大切な時間にして欲しい」とかつての教え子の来訪を喜んだ。

　香川がドルトムントに移籍した10年夏以降、クラブハウスを使用することはあっても全体練習に参加するのは初めて。今回、実現に至った経緯は香川から「ケガも癒えてきたので、今の状態をさらに上げたい希望があった」からという。2～3週間をメドに参加する方向だ。

　13日のルヴァン杯・鹿島戦で負傷したDF山中亮輔も部分合流。17日のリーグ・福岡戦で負傷交代したMF奥埜博亮も軽傷で済んだ。香川の練習参加も含めて追い風が吹く中、23日にはルヴァン杯・G大阪戦。引き分け以上でもプレーオフ進出が確定するが「スペシャルなゲーム。ガンバにはどんな試合でも勝たないといけない。勝って決める」と指揮官は語気を強めた。