×

川崎F 17歳の大型CB高井幸大が大勝の広州戦でプロデビュー「うまくゲームに入れた」

[ 2022年4月19日 00:07 ]

 ACL東地区I組の川崎Fは18日、1次リーグ第2戦で広州FC(中国)に8―0で大勝し、今大会初勝利を挙げて勝ち点を4とした。鬼木達監督(47)は、1―1で引き分けた15日の蔚山(韓国)戦からフィールドプレーヤー全員を入れ替え、若手主体の相手にワンサイドゲームを展開。1試合8ゴールはクラブのACL最多タイ記録となった。

 DF高井幸大は、後半13分からセンターバックでプロデビューを飾った。今年2月にプロ契約を結んだばかりで、まだ高校3年生の17歳。初戦の蔚山(韓国)戦でベンチ入りしていたため「アジアの試合の雰囲気は分かっていた」と振り返り、「前半のうちに点差をつけてもらって、自分が出る形になった。多少緊張もあったが、うまくゲームに入れたのかなと思っている。プロデビューできたことは素直にうれしいし、チームが勝ててよかった」と安堵(あんど)した。

 身長1メートル92の大型で、鬼木監督も「サイズ感で言ったら他の人にないものですし、ポテンシャルという意味でもおもしろいものがあるんじゃないか」とかねて期待を寄せている。パリ五輪世代のホープは「個人的にはヘディングは誰にも負けないぐらいのレベルに持っていきたいし、点差をつけてもらったから自分が出るのではなくて、もっと練習してアピールして、実力でJリーグやもっと拮抗(きっこう)した試合に出られるように頑張りたい」と誓った。

続きを表示

2022年4月18日のニュース