鹿島が新クラブハウスお披露目　MF土居主将「モチベーションが上がる」

クラブカラーで統一されたロッカールーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　鹿島は8日、茨城県鹿嶋市内に新築した、トップチーム用のクラブハウスを報道陣に公開した。既存の施設で手狭だった浴場を拡張。大勢が一度に入浴できるようになったほか、交代浴も可能になった。新施設を見学した土居聖真主将（29）は「10数年クラブにいるが、率直にうれしい。モチベーションアップにもつながる」と笑顔を見せていた。

　これまでは大浴場がなく、シャワー待ちの渋滞ができるほどだったが一気に解消された。新施設では3つの浴槽が完備され、洗い場も7つ用意されている。土居主将は「広いしきれい。ありがとうございますという感じです」と話していた。

　昨年11月に着工し、今月7日に完成。クラブによると、のべ床面積約421平方メートル、鉄骨平屋建てで、ロッカールームやメディカルルーム、浴場などを新設した。総工費は約1億6500万円。ロッカールームは選手のモチベーションを上げるためにチームのメーンカラーであるディープレッドを採用している。

　小泉文明社長は「選手にヒアリングするとファシリティー（施設）へのストレスがあった。やっとオープンできて良かった」と話していた。