横浜マスカット監督　首位・鹿島戦へ「簡単な試合にならない。いい準備をして臨みたい」

横浜のマスカット監督
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　横浜は10日、アウェーで首位の鹿島と対戦する。横浜にとってリーグ史上最速で到達するJ1通算1000試合目となる節目の一戦。8日の練習後にオンライン取材に応じたケビン・マスカット監督（48）は、「鹿島もいいスタートきって、結果もついてきているチーム。前節（アウェー福岡戦）もしっかり結果を残している。簡単な試合にならない。いい準備をして臨みたい」と意気込みを語った。

　鹿島戦はACL1次リーグ（ベトナム）出発前の、最後のリーグ戦となる。今季アウェーでは1分け2敗と勝ちがなく、鹿島にはリーグ5連敗中、敵地では9連敗と相性が悪い。

　0―2で敗れた6日のアウェー広島戦では、中盤3人をこれまでの三角形から逆三角形に変更する新布陣で臨んだ指揮官は「自分たちがやろうとしていることがなかなかできず、残念な結果に終わった」と悔しさをにじませながらも、「ただ、失点する前半35分まではバランスよくできていたと思う。伸ばさないといけない部分を学んだ。中盤だけでなく、全てのオプションが大事になる。柔軟性も持ってやっていくことが大事」と前を向いた。