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横浜DF永戸 古巣・鹿島戦へ「特別な感情はありますけど、平常心で臨むことが一番」

[ 2022年4月8日 12:37 ]

 横浜のDF永戸勝也(27)が8日、練習後のオンライン取材に応じ、10日のアウェー鹿島戦に向けた意気込みを語った。

 今季鹿島から加入した永戸にとっては、古巣との対戦となる一戦。「お世話になったクラブ。特別な感情はありますけど」と正直な思いを吐露しつつも、「平常心で臨むことが一番いいパフォーマンスを出せると思う」と、今はあえて何も思わないようにしているという。

 6日のアウェー福岡戦を1―0で制した鹿島は現在、5連勝で首位。永戸は昨年とのチームの違いを「やっぱりサイドからのクロスボールに対する中の迫力というのは、上がっている思います」と分析。自身がサイドバックとあって「僕のポジションで言えば、サイドからクロスをあげさせないところになると思う。そこは注意しないなと思います」と強調した。

 また法政大の後輩で、3戦連発中と絶好調の日本代表FW上田綾世(23)について攻略法を聞かれると「ポジション柄、そんな僕が止めた経験はない」としながらも「他のチームが止められてないので、なかなかこれだと止められるというのは少ないんじゃないですか?」と冗談交りに話しつつ、警戒を強めた。

 横浜にとってはリーグ史上最速となるJ1通算1000試合目となる一戦。鹿島にはリーグ5連敗、カシマスタジアムでは9連敗中と相性が悪いが、2日のFC東京戦で左足クロスで加入後初アシストをマークするなど調子を上げている永戸は「ACLに向けて弾みをつけないといけない試合。広島戦に負けて、連敗していくわけにはいかない。僕としても鹿島戦で勝ちたいという思いもあるんで、連戦でなかなか難しい状況ですけど、良い準備をして臨めたらなと思います」と力を込めた。

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2022年4月8日のニュース