三笘薫「今後のサッカー界変わる」大一番・豪州戦へ「全ての人が良い方向になれる…そんな試合に」

三笘薫
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　日本代表のMF三笘薫（24＝サンジロワーズ）が21日、オンラインで取材に応じ、24日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦（シドニー）へ向けた意気込みなどを語った。

　18日のオーステンデ戦を終え、ドバイ経由で約20時間かけて現地入り。「思った以上に遠くて、なかなか移動が大変だったなと思っています」と本音ももらした三笘だが、今は「（サンジロワーズの）試合が早くあった分、それだけ回復する時間もありますので、そこはプラスに捉えています」という。

　日本代表は初招集された昨年11月以来の復帰。待望論が高まった同11月17日のオマーン戦では、途中出場でデビューを果たし、得意のドリブルをさく裂させFW伊東の決勝弾をアシスト。期待に応えただけでなく、窮地に追い込まれていたチームを救う活躍を見せた。

　昨年12月に足首を負傷し、前回は招集外となったが、ケガが癒えた今回はしっかりメンバー入り。小さい頃から出場を目標に掲げてきたW杯について日本屈指のドリブラーは「W杯で活躍すれば、その選手の価値というのはそこで決まってくる印象があります。（引退して）サッカー人生を振り返ったときに、一番に思い浮かぶのはそこなんじゃないかなと思います。チャンピオンズリーグ（欧州CL）くらい大きな大会だと思っています」と印象を語り、勝てば7大会連続での出場が決まるオーストラリア戦へ「僕自身は攻撃的な選手なので、ゴール、アシストでチームの勝利に貢献できるというのが個人的な目標です。ただ試合に出られなくても、日本が勝利できればと思っています。本当にこの試合で、今後の（日本の）サッカー界も変わると思っているので、自分だけでなく全ての人が良い方向になれるような、そんな試合にしたいと思っています」と強い意気込みを語った。