×

JFL鈴鹿、解除条件付きJ参入資格停止に「厳粛に受け止め、早急にガバナンス体制を刷新」へ

[ 2022年3月1日 19:50 ]

鈴鹿ポイントゲッターズの公式ツイッター

 JFL鈴鹿ポイントゲッターズは1日、日本フットボールリーグ(JFL)規律委員会の調査にて懲罰対象となる行為が発覚し、Jリーグが「百年構想クラブ」資格の解除条件付き停止を決定した件を受け、公式サイトでクラブとしての見解などを発表した。

 「大変厳粛に受け止めており、再発防止に努めてまいります。また、このような事態を招いてしまったことでJFA、Jリーグ、JFL、県サッカー協会等の競技サッカーを運営する組織関係者の皆様、日頃から弊クラブをご支援いただいておりますスポンサーの皆様、サポーターの皆様、三重県と鈴鹿市の行政機関の皆様、サッカーファンの皆様に多大なご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 今後は日本協会から正式な処分が下る。またJ参入資格停止の解除条件として、Jリーグからは(1)ガバナンス体制の改善(2)ステークホルダーからの支援継続が求められ、23年のJ3ライセンス申請には6月のJリーグ理事会までに資格停止解除の必要がある。

 「弊クラブのガバナンス体制に問題があったとのご指摘につきまして真摯に受け止めた上で弊クラブ及び運営に関わる経営陣一同、決定事項を厳粛に受け止める所存です。弊クラブとしましては早急にガバナンス体制を盤石なものに刷新した上で従前からの目標であった、Jリーグ(J3)への昇格に向けて今季もチーム一丸となってステークホルダーの皆様と共に成長を遂げていきたく考えております」などとコメントを発表した。

 鈴鹿では昨年末、元執行役員から過去の八百長疑惑などの不正を告発され、調査の結果、適切でない金銭のやりとりなどクラブのガバナンス体制の不備が複数認められた。

続きを表示

2022年3月1日のニュース