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名古屋FW柿谷 芸術弾一発よりも顔面シュートで10得点を 2日ルヴァン杯・広島戦

[ 2022年3月1日 05:30 ]

名古屋FW柿谷
Photo By スポニチ

 2日にルヴァン杯1次リーグ第2節・広島戦(Eスタ)を迎える名古屋のFW柿谷曜一朗が“泥臭い”ゴール量産を誓った。昨年末の急性虫垂炎の影響で出遅れ、ここまで公式戦2試合無得点。「長谷川監督の期待に応えられるようにしたい。数字も記憶も残るようなシーズンにしたい」と口にした。

 21年Jリーグ年間最優秀ゴールにも選出された古巣・C大阪戦での芸術的なオーバーヘッド弾に触れ、長谷川監督からは「ああいうのはいらない。顔面に当たったゴールが10個の方が良い」と言われたという。柿谷自身も「僕もそっちの方が良い。勝ちにつながるゴールを挙げたい。個人的にはムラが多い選手だと思っているけど、常に100%に近い状態でプレーできるようにしたい」と昨年の公式戦52試合9得点からの上積みを見据えた。

 チームとしては沖縄キャンプで複数の新型コロナ陽性者が出たため十分な準備ができなかったが、公式戦1勝1分けスタート。悪くない出だしとなったが「選手全員がそれを言い訳にしたくないという思いが強い」からだという。不測の事態をエネルギーに変え、広島戦でも勝利を奪いにいく。

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2022年3月1日のニュース