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欧州CL決勝戦会場がフランスに変更 ロシア勢はUEFA大会“追放”ひとまずお預けで中立開催へ

[ 2022年2月25日 19:41 ]

フランス・サンドニの競技場(スタッド・ドゥ・フランス)
Photo By スポニチ

 欧州サッカー連盟(UEFA)は25日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦会場をロシアのサンクトペテルブルクからフランスのサンドニに変更すると発表。日時は当初と変わらず現地時間5月28日の午後9時からを予定していると報告した。

 UEFAは24日に「ウクライナで進行中のロシアの軍事侵略を強く非難します」という公式声明を発表。25日には緊急臨時理事会が開かれ、決勝戦の会場をロシアからフランスへと変更した。

 公式ホームページでは「急な働きかけに応じてくれたフランスのマクロン大統領に感謝します。我々UEFAは、フランス政府と協力してウクライナのサッカー選手とその家族を救済できるよう全面的に支援していきます」とコメント。

 さらに「UEFAの大会に出場するロシア、ウクライナ両国の代表チームとクラブチームは、ひとまず中立の会場でホーム戦を行うことが決定しました」と合わせて報告。

 欧州リーグ(EL)で決勝トーナメントに進出しているスパルタク・モスクワ(ロシア)などのロシア勢については現段階で“大会追放”とはしないことが決定。だが今後の情勢次第によっては再び臨時理事会を招集し、“臨機応変”に対応していくことになったと説明した。

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2022年2月25日のニュース