同点ヘッドの神戸・槙野「元気な姿を見せることができた」　昨年までの「ホーム」で会心弾

明治安田生命J1リーグ第9節   神戸2ー2浦和 （ 2022年2月23日    埼玉ス ）

＜浦和・神戸＞後半、ゴールを決め喜ぶ神戸・槙野（右）（撮影・西海健太郎）
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　神戸のDF槙野が古巣相手に勝ち点1をもぎ取った。

　1―2の後半42分に同点ヘッド。MFイニエスタのクロスに「目が合った」と反応し、相手マークを外して飛び込んだ。「アンドレス（イニエスタ）選手から非常にいいボールがきて、後は決めるだけでした」と土壇場での劇弾に声を弾ませた。

　昨季まで10年在籍した古巣との一戦。「今か今か」と待ち望み、埼玉スタジアムへの道中はバスから外を眺め続け「やっぱり好きな街」と懐かしんだ。

　今季初勝利こそつかめなかったが、敗戦寸前で引き分けに持ち込み「慣れ親しんだスタジアムよく知っている仲間、サポーターに元気な姿を見せることが出来た」と槙野。「対戦してみてやっぱり率直に強いな、嫌だな」と敬意を払いつつも「僕らもレッズに負けないぐらいの力強さで優勝目指して頑張りたい」。お祭り男は「神戸の槙野智章」として歩み始めた。