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プレシーズンマッチの相手変更も、京都チョウ貴裁監督「試合ができなくて残念なのはガンバさんも同じ」

[ 2022年2月3日 17:20 ]

京都・チョウ貴裁監督(C)KYOTO.P.S.
Photo By 提供写真

 京都は3日、メディア公開練習を行った。ピッチを縦に7分割したラインを引いてサイド攻撃の意識を高めるなど1時間30分の汗。5日に予定されているプレシーズンマッチ・ティアモ枚方戦(JFL)、そして19日のリーグ開幕・浦和戦(サンガS)へ向けて調整した。

 練習後にはオンラインでの取材対応。その中でチョウ貴裁監督が真っ先に口にしたのが、G大阪への配慮だった。「昨年同様にパンデミックの中で試合とか練習がままならないリスクを背負いながら各チームやっている。試合ができなくて残念なのはガンバさんも同じ。彼らの状況に誰しもが陥る」。当初はG大阪とプレシーズンマッチを行う予定だったが、G大阪に12人の新型コロナ陽性者が発生。中止となった。同じサッカー人として慮った。そして「我々は枚方と試合ができる。色んなテストもできる。開幕に向けて、積み上げ準備として、次に向かいたい」と切り替えた。

 沖縄キャンプ中から求めてきたのはプレースピードの加速。走力データを計測しながら昨季以上にハイスピードとミドルスピードの中でパスをつないでいくスタイルだ。「同じ12キロを走るのでも、内訳でハイスピードとミドルスピードが上がらないと意味がない。ハイとミドルは全体で5~10%ほど上がっている。プレーを加速させる回数も100~200回ほど上がっている」と指揮官。走力数値を追い掛けるわけではないが「志向するサッカーだとこういう数字が出る」と手応えを強調する。

 まずは枚方戦。有観客の中で“J1仕様”のサンガスタイルをお披露目する。
 

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2022年2月3日のニュース