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浦和・平野 得点のイメージはクロースやモドリッチ「今年はええやんと思ってもらえるように」

[ 2022年2月3日 13:21 ]

オンライン取材に応じた浦和の平野佑一

 沖縄・金武町でキャンプを行っている浦和のMF平野佑一(25)が3日、オンライン取材に応じ、“点の取れるボランチ”に進化することを誓った。

 守備ではいかにボールを奪うか、ボールホルダーに寄せられるかを考えてプレーする。しかし、それだけでは自身のレベルを一つ上に引き上げるには至らないと理解している。

 「もう一個上のステップにいくためにはボランチでも点が取れるないといけないし、今年は点にこだわっていきたい。シュートも不得意分野ではないので、積極的にどんどん振っていこうと思う」

 今までのサッカー人生では「あまり目立とうとすると空回りして良いプレーができなかった」という。だが、そんな自己分析に甘んじてはいられない。「練習から(点にこだわる)マインドでどんどんやっていけば、目立とうとすると空回りするという課題は克服できるのかなと思っている」。昨夏に加入し、勝負の2年目。闘志をガンガンに燃やしている。

 得点のイメージは元ドイツ代表MFトニ・クロース(32)やクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(36=ともにレアル・マドリード)だ。「深い位置のマイナスのクロスからのダイレクトだったり、クロスのこぼれ球のペナルティーエリア外からのシュート。クロースのインパクトというよりは力の抜けたコースを狙うシュートだったり、モドリッチのパンチのある遠い距離のシュート」。中長距離からの一発に自信をにじませる平野は、「高い位置にいないとできないので、そこは意識したい。去年はあんなに下手だったのに今年はええやんと思ってもらえるようにしたい」とニヤリと笑った。

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2022年2月3日のニュース