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日本代表、中国&サウジ戦連勝に新設セットプレーコーチ効果、反町技術委員長明かす

[ 2022年2月3日 19:28 ]

日本サッカー協会の反町技術委員長
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 日本サッカー協会の反町康治技術委員長が3日、技術委員会後のオンライン取材に応じ、連勝となったW杯アジア最終予選の中国、サウジアラビア戦を総括。1月に新設されたセットプレーコーチ(菅原大介氏)の効果を明かした。

 「中国は(昨年12月に)李霄鵬監督に変わっていて事前の情報がなかった。武漢など李監督が指揮した2年間ぐらいのセットプレーを引き出し、全部調べた。だからこそ弱点を突けた」。実際、DF中山のスローインが起点となった後半16分の2得点目は「スロワーにマークがいない」という事前の分析から生まれたものだった。

 一方、8本のCKを奪われながらもほぼ決定機を与えなかったサウジアラビア戦も「分析の成果。自分たちの配置、配役も変えた」と振り返る。菅原氏は練習でもピッチに姿を見せることは少なくデスクワークが中心。分析対象も全カテゴリーとなる。反町委員長は「黒子ですが、チーム力の上積みになっている」と話した。

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2022年2月3日のニュース