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なでしこ 準決勝で3連覇の夢散る 池田監督「この敗戦から学びを得ないといけない」

[ 2022年2月4日 05:32 ]

<日本・中国>指示を出す池田監督(C)AFC
Photo By 共同

 3連覇には届かなかった。W杯予選を兼ねるアジア杯(インド)に臨んでいるFIFAランキング13位の女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は3日、準決勝で同19位の中国に2―2の末のPK戦で3―4で敗戦。W杯出場権を獲得したものの、4強で姿を消した。

 前半26分、FW植木理子(22=日テレ東京V)がクロスに頭で合わせて先制弾。1―1の延長前半13分にも、ヘディングでゴールネットを揺らした。しかし、終了間際にまさかの失点を喫した。PK戦ではお互いに1人目が外したが、その後は両チームが4人目まで成功。5人目で先攻の日本は失敗し、後攻の中国が決めて敗退が決まった。

 池田太監督(51)は「もちろん敗戦は我々にとって痛いこと。それは受け入れなければいけないし、この敗戦から学びを得ないといけない」と沈痛の表情。「選手の取り組みに対しては満足していると伝えた。結果を受け入れて、我々は成長していこうと話した」としたうえで「点をしっかり決めきるところやゲームコントロールをもっと磨いていきたい」と今後を見据えた。

 また、準々決勝のタイ戦で4得点を含む6ゴールに絡んだW菅沢優衣香(31=三菱重工浦和)をピッチに送り出さなかった理由については「この前の試合で痛めた箇所もあり、選手が健康面で問題を抱えていたというのはあった」と明かした。

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