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イナズマ純也よ、W杯弾決めてくれ!ニックネーム名付け親・松木安太郎氏が3・24豪州戦へエール

[ 2022年2月3日 05:30 ]

サウジアラビア戦で2得点に絡む活躍を見せた伊東(撮影・光山 貴大)
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 日本代表は1日のサウジアラビア戦に勝利し、W杯カタール大会出場に王手をかけた。3月24日のオーストラリア戦に勝利すれば無条件で出場が決まる。その一戦で最終予選最多タイの4試合連続ゴールなど2得点に絡んだのがMF伊東純也(28)だ。「イナズマ純也」のニックネームも定着したが、名付け親である元日本代表DF松木安太郎氏(64)は命名の秘話とともに伊東へ熱烈なエールを送った。

 いや~、イナズマ純也、凄いねぇ。サウジアラビア戦のゴールも素晴らしかったし、先制点のアシストも圧巻だった。あんなスピードがあったら人生が変わる。日本代表の救世主といってもいいぐらいだ。

 イナズマ純也と名付けたのは、私がコメンテーターを務めている「サンデーライブ!!」(毎週日曜日午前5時50分、テレビ朝日系)で伊東選手にインタビューしたとき、「ニックネームを」となって命名した。3つ候補があったが、本人も「響きがいい」と気に入ってイナズマ純也になった。

 今回企画したのは、サッカーに詳しくない人にも、ニックネームを付ければ親しみを持ってもらえると考えたから。数年前に彼が日本代表に選ばれたばかりの頃にインタビューして、飾らない人柄とこつこつとやる姿勢に「一生懸命頑張っている人が早く評価されるといいな」と思っていた。2試合連続ゴールで好調だったこともあって提案したが、名付けた後も2試合連発で合計4試合連発。彼の実力だし、こちらは活躍に乗っかっている感じだが、うれしい。

 彼が成長したのは自分の良さが出せるチームに行ったこと。結果を出せて自信が付き、さらに良くなるいい循環ができている。日本代表は周囲の選手も好調で、中盤のいい守備やDFの堅実な守備があるから彼にパスが回り、持ち味が出ている。次のオーストラリア戦に勝てば出場権が獲得できる。パスをつないでくるので守備ラインの裏にスペースがあり、持ち味が発揮できる。イナズマ純也の5試合連続ゴールで決めてほしい。(元日本代表DF)

 ▽日本の次節W杯出場決定条件 オーストラリアがオマーンと引き分け、2試合を残して日本との勝ち点差が3に広がった。次節の3月24日、日本はオーストラリアとアウェーで直接対決。勝つと勝ち点差が6に広がり、組内2位以上でW杯出場が決定する。引き分けると勝ち点3差のまま2位(サウジアラビアの結果次第で首位)、敗れると得失点差で3位に転落。いずれもW杯出場決定は最終節の同29日ベトナム戦に持ち越される。

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2022年2月3日のニュース