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セルティックMF旗手が大一番で圧巻の2G1A「自分がゴールを決めることも想像できなかった」

[ 2022年2月3日 14:51 ]

レンジャーズ戦に勝利し、サポーターの歓声に応えるセルティックの旗手(手前)ら
Photo By 共同

 セルティックのMF旗手怜央(24)がホームで行われたレンジャーズとのダービーマッチで、衝撃的な活躍を見せた。前半に2得点、1アシストと大活躍して全3得点に絡み、3―0の勝利に貢献。後半27分までプレーし、試合の最優秀選手に選ばれた。チームは旗手の働きで5連勝。レンジャーズと入れ替わって首位に浮上した。

 前半5分、旗手はCKのクリアボールをペナルティーエリア手前で拾うと、左足でのワントラップから右足を一閃(いっせん)。鮮やかに先制した。同42分にも右サイドから入ったパスをペナルティーエリア手前で受け、迷いなく右足を振り抜いて加点。喜びをかみしめるかのようにゆっくりと天を見上げ、ホームのサポーターの大熱狂を浴びた。勢いは止まらず同44分には左クロスで3点目をお膳立てした。

 「いつも以上にサポーターやファンの方が熱く、オールドファーム(ダービー)というだけでなく、1位2位争いも関わっていたのですごく重要な一戦だったなと感じた。自分がゴールを決めることも想像できなかったですし、こういう重要な一戦で3点差がつくとは思っていなかったですけど、振り返ってみれば練習からチーム全員でしっかりやってきたので、この結果は偶然ではなく、自分たちがやってきた証なのかなと思う」

 試合後の記者会見では大一番で残した結果の重みをしみじみとかみしめ、「いままでやってきたサッカー人生でこんなにもサポーターがいるところでやったことはないので、その中でゴールを決められたときはすごく気分もいい。今日みたいな重要な一戦でチームの勝利に貢献できたことをファンも喜んでくれたのですごくうれしく思います」と続けた。これで加入後早くも3得点。初挑戦の海外で、圧巻のインパクトを与えている。

 試合には、2月1日のW杯アジア最終予選サウジアラビア戦に出場した日本代表FW前田大然(24)も後半17分から出場した。

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2022年2月3日のニュース