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槙野は神戸でも“DFW”スタイル 「得点も取れるDFというのを見せていきたい」 神戸パレードも誓う

[ 2022年1月17日 05:30 ]

<神戸・新加入選手会見>新加入選手会見に参加し、新ユニホームをPRする槙野(撮影・成瀬 徹)
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 神戸は16日、神戸市内のホテルで新体制会見を開き、浦和から加入した元日本代表DF槙野智章(34)が“二刀流”の継続を誓った。チームは阪神・淡路大震災発生日の17日に始動する。

 これまでの背番号5から14に変更となった槙野だが「らしさ全開でやっていきますよ。ボールを奪ったり体を張るのは当然。得点も取れるDFというのを見せていきたい」と息巻いた。イニエスタや大迫ら豪華な攻撃陣を誇る神戸でも、浦和時代から公言している“DFW”スタイルを貫く決意だ。

 記憶に新しいのは昨年12月19日の天皇杯決勝だ。同点に追い付かれた後半アディショナルタイムに劇的な決勝ヘッド。DFでは現役最多J1通算45得点を挙げているが、その得点嗅覚は勝負どころでも発揮されるはずだ。

 既に神戸の町を歩いてファンとも交流を図ったという。夢は「タイトルを獲ってフラワーロード(三宮近辺の幹線道路の愛称)でパレードすること」。攻守でファンの心を魅了し、今季クラブが目標に掲げるACL王者を成し遂げる。

《イニエスタが4期連続で主将就任 悲願のアジア制覇へ》
 元スペイン代表MFイニエスタが今季も主将に就任することになった。19年4月から4シーズン目で、クラブを通じて「今季は多くの挑戦が待ち受けています。モチベーションを高く保ち、新戦力の力も借りながら、去年に負けない良いサッカーを序盤からしていきたいです」と力強く抱負。昨年オフは母国スペインへ帰国せずに日本で調整するなど、悲願のアジア制覇へ向けてシーズン開幕からフル稼働する。

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