横浜　徳島MF藤田譲瑠チマを完全移籍で獲得　「タイトルが獲れるよう精一杯頑張る」

徳島MF藤田譲瑠チマ
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　横浜は20日、来季J2に降格する徳島からMF藤田譲瑠チマ（19）を完全移籍で獲得したことを発表した。

　ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、ジュニアユースから東京Vに所属。MF中島翔哉ら多くのタレントを輩出した名門アカデミーの中でも“至宝”とうたわれた。

　ルーキーイヤーの昨季はJ2で41試合に出場し、3得点4アシストをマーク。今季は徳島に移籍し、J 1で28試合に出場した。

　小柄ながら中盤でボールを回収する能力に優れており、豊富な運動量も持ち味。MF久保建英やMF斉藤光毅と同学年で、パリ五輪世代の中心を担う存在として期待される。

　横浜は元日本代表MF扇原貴宏が神戸に完全移籍。中盤の補強が急務で、白羽の矢が立った。藤田はクラブを通じ、「このクラブでタイトルが獲れるよう精一杯頑張るので応援よろしくお願いします」とコメントした。