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札幌 浦和FW興梠慎三の獲得決定的!

[ 2021年12月20日 05:30 ]

<浦和・大分>試合後、槙野(左)の横で笑顔を見せる浦和・興梠(撮影・西海 健太郎)
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 札幌が浦和の元日本代表FW興梠慎三(35)を獲得することが19日、決定的になった。浦和はクラブの顔であり今季で在籍9年目の功労者の慰留に努めているが、最終的には恩師のペトロヴィッチ監督(64)が待つ新天地でのチャレンジを選択する方向だ。

 札幌は出場機会を失っている興梠に対して今夏に獲得オファーを出していたが、興梠が「レッズ愛」を示して残留した経緯がある。札幌は今季、決定力不足を露呈してリーグ戦10位。課題解決へ今オフに再びオファーを出していた。

 興梠は今季、20試合出場で1得点。この日の天皇杯決勝もベンチ外だった。不本意なシーズンとなったが、ランキング3位となるJ1通算158得点を挙げてきたゴールへの嗅覚は健在。札幌の幹部は今夏に「いろいろな形からゴールを決められる選手。決定力は素晴らしいものがある」と話していた。

 大卒1年目のFW小柏や大卒2年目のMF金子ら若手攻撃陣の良き手本にもなる。そして、国内3大タイトルを12度、17年にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を獲得した興梠の経験は札幌に欠けているもの。来季もACL出場圏内の3位以内と3大タイトル獲得を目標に掲げるクラブは、「勝者のメンタリティー」の注入を期待している。

 今季はFWアンデルソン・ロペスが夏に中国・武漢に移籍した後、2桁得点者は現れなかった。興梠は昨季までJリーグ史上初の9季連続2桁得点を記録。浦和で13~17年にペトロヴィッチ監督の下でプレーして「ミシャスタイル」を熟知する男が、札幌に大きな戦力アップをもたらす。

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