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南野、48秒弾!今季プレミア1号 後半31分途中出場のファーストタッチ 冨安との日本人対決制した

[ 2021年11月22日 05:30 ]

プレミアリーグ   リバプール4-0アーセナル ( 2021年11月20日 )

<リバプール・アーセナル>ゴールを決め感情を爆発させるリバプールの南野拓実(AP)
Photo By AP

 リバプールの日本代表FW南野拓実(26)が20日、ホームのアーセナル戦で今季リーグ戦初ゴールを決めた。3―0の後半31分から途中出場。その1分後に右クロスに右足で合わせた。20年1月に加入し、これが本拠地アンフィールドでの記念すべき初ゴール。一方、右サイドバックでフル出場したアーセナルのDF冨安健洋(23)は、今夏の加入後9戦目で初黒星となった。

 待ちに待った瞬間がついにやってきた。後半31分にピッチに入った48秒後のファーストタッチだった。南野はアレクサンダーアーノルドの低い右クロスに反応。ファーサイドでフリーになると、右足で難なく押し込んだ。冨安は必死に戻ったが間に合わなかった。

 実は、これが本拠地での記念すべき初得点だった。20年1月に加入後、公式戦で7得点をマークしていたが、全てアウェーや中立地で決めたものだった。熱狂的なサポーターが陣取るスタンドに向かって、両拳を握りしめて喜びを爆発させ、試合後には自身のインスタグラムに「(本拠地の)アンフィールドでのゴールは特別」と書き込んだ。ベンチ前で万歳したクロップ監督も「彼は今、本当に調子がいい。練習での動きの良さが試合に出た」と喜んだ。

 日本代表の主力でも、世界トップの選手が集結するビッグクラブではリーグ戦の出番は限られる。今季もこれが3戦目、出場時間もようやく計27分だ。それでも控え組で臨むリーグカップで2試合3得点とアピールし、指揮官は「今後は間違いなく、もっと試合に出る」と断言した。試合後は、加入後初黒星を喫した冨安とユニホーム交換。森保ジャパンの背番号10は、名門対決での記念すべき一発をきっかけに、巻き返しに打って出る。

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2021年11月22日のニュース