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引退のC大阪大久保 三男と2人暮らし、家事もこなした1年「苦しい環境におけば成長していくんだなと」

[ 2021年11月22日 16:42 ]

引退会見を終え記念写真に納まる(左から)C大阪・森島社長、大久保、西沢氏 (撮影・奥 調)
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 今季限りで現役引退するC大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)が22日、大阪市内のホテルで引退会見を行い、最後のシーズンの生活を振り返った。

 大久保は「大久保嘉人は今シーズンを持って引退します」と涙ながらに語り出すと、「20年間って言う、長い間でしたけど、本当に最高のサッカー人生でした。まだ伝えたいことがたくさんあるんですけど、皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました」と話した。

 C大阪に復帰した今季は三男・橙利(とうり)くんと大阪で2人暮らし。自ら家事もこなす生活を送ったが、「本当に今まで洗濯も家事も何もしてこなかった自分がやらないと三男がかわいそうだなとか、ご飯を食べさせないと三男が痩せていくなとか考えるようになり、それを考えるだけでも成長したなと思いますけど」と語った。「自分が思ったことで行動ができるようになったかなと思います。あと三男は今まで妻と住んでた時は自分のことはできなかったんですけど、今はしないとついていけないので、自分で洗濯を干したりとかするようになりましたし。そこら辺は、二人で苦しい環境におけば成長していくんだなとつくづく思いましたね」とも話した。

 大久保は01年に国見(長崎)からC大阪へ入団。J2降格となった02年に得点ランク2位となる18得点でブレークを果たし、1年でのJ1復帰に貢献した。03年からは背番号10を背負った。その後はマジョルカ(スペイン)、ヴォルフスブルク(ドイツ)、神戸移籍などを経て13年に川崎Fに完全移籍。同年から前人未踏の3年連続得点王に輝き、14年ブラジルW杯にサプライズ招集された。

 21年にC大阪に復帰。前年所属したJ2東京Vで無得点に終わったことから限界説が流れていたが、開幕から3戦連発で復活をアピールした。

 J1歴代最多通算475試合191得点。ベスト11は3度。日本代表としては国際Aマッチ通算60試合6得点。10年南アW杯、14年ブラジルW杯出場。闘争心が強く、警告枚数はJ歴代最多。退場回数も12回。数々の記録と記憶を残したレジェンドだった。

 ◆大久保 嘉人(おおくぼ・よしと)1982年(昭57)6月9日生まれ、福岡県出身の39歳。苅田SSSから国見中、国見高を経てC大阪加入。国際Aマッチ通算60試合出場6得点。W杯10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会に出場。家族は莉瑛夫人と長男・碧人(あいと)さん、次男・緑二(りょくじ)くん、三男・橙利(とうり)くん、四男・紫由(しゆう)くん。1メートル70、73キロ。

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