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オランダ 痛恨ドローでW杯予選突破は最終戦に持ち越し…FWデパイ2発も落胆「凄く間抜け」

[ 2021年11月14日 18:38 ]

W杯欧州予選G組   オランダ2―2モンテネグロ ( 2021年11月13日    モンテネグロ・ポドゴリツァ )

モンテネグロと引き分け、落胆するオランダ代表FWデパイ(AP)
Photo By AP

 オランダが痛恨の引き分けで予選突破を最終節に持ち越した。試合前の段階で勝ち点2差をつけていた2位ノルウェーがラトビアと引き分け、モンテネグロに勝てば2大会ぶりの出場が決まる状況となって後半9分には2―0でリード。出場権獲得に肉薄したが、後半37分と41分に続けて失点して勝ち点3を逃した。

 DFファンダイク主将は「何と言っていいのか分からない。信じられないよ。後半のプレーは恥ずべき」と履き捨てた。2得点のFWデパイも「これは厳しい打撃。手の中にあったものを手放してしまった。凄く間抜け。いい試合でなかったのは分かっているけど、2点リードしたなら(出場権を)持ち帰らないと」と嘆いた。

 ファンハール監督は「まだ(予選突破へ)最高の位置にいる」と優位を強調したが、油断はできない。16日の最終戦は勝ち点2差をつける3位ノルウェーと直接対決。同じく2差の2位トルコは敵地で4位モンテネグロと対戦する。トルコに対しては得失点差で13点リードするだけに、ノルウェーと引き分ければ出場権獲得の可能性が高いが、逆転突破を目指すノルウェーに足をすくわれれば、3位転落で2大会続けて予選敗退の可能性もある。痛恨の引き分けで自分たちを重圧がかかる状況に追い込んだことは間違いない。

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2021年11月14日のニュース