川崎F・DF谷口が代表スタメン奪取の誓い　吉田＆冨安コンビに「割って入る存在が出てこないと」

日本代表に選出された川崎FのDF谷口彰悟
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　W杯アジア最終予選のベトナム戦（11日）、オマーン戦（16日）のアウェー2連戦に臨む日本代表に招集された川崎FのDF谷口彰悟（30）が、森保ジャパン定着ならびにスタメン奪取へ強い意気込みをのぞかせた。

　5日、7日のアウェー鳥栖戦へ向けオンラインで取材対応。谷口にとっては約3年半ぶりの招集となった今年6月の招集以来の復帰となったが「まずは選ばれたことが光栄なこと」と強調。W杯最終予選初招集で「W杯が懸かっている試合だし負けられない。勝たないといけない状況だし、そこに対する代表チームの目標はあるので、少しでも力になりたいし、力になれる自信もある」と意気込みを語った。

　森保ジャパンは先月の豪州戦で川崎Fと同じ4―3―3布陣を採用。絶対に負けられない土壇場で劇的勝利を飾った。谷口は本職のセンターバックほか、アンカーでプレーした経験も持つなど同システムを熟知。「システムの特長は、数年やってきたので強みとか、“こういうことが起こる”というのはある程度、理解している。そういったことも、伝えられる事があると思う」と利点を口にした。

　森保ジャパンのセンターバックは、主将の吉田と冨安のコンビが不動。それでも課題だった対人プレーを強化するなど地道にレベルアップを図ってきた谷口は「これからも（代表に）定着するという思いでやっていきたい。スタメンで出たいし、今出ている吉田選手、冨安選手という不動の二人に割って入る存在が出てこないといけない。意欲を持ってやり続けたい」と力を込めた。