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日本代表初招集の川崎F・旗手「日本のために頑張りたい」 W杯予選でもジョーカー役期待

[ 2021年11月5日 15:43 ]

<川崎F・浦和>優勝を決め、サムアップする川崎F・旗手(撮影・西海健太郎)
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 リーグ連覇を決めた川崎FのMF旗手怜央(23)が5日、7日のアウェー鳥栖戦に向けオンラインで取材対応。前日に初選出された日本代表にも言及し「素直にうれしい」と喜びを語った。ただ一夜明けても「選ばれた実感はない」という。それでも「少しでも自分の力でチームに貢献できれば。日本のために頑張りたいなと思います」と強い意気込みを語った。

 川崎Fでは今季、登里の負傷もあり左サイドバックでシーズンをスタート。複数ポジションを高いレベルでこなすマルチな才能を見せつけ、それが東京五輪メンバー入りへも繋がった。W杯アジア最終予選のベトナム戦(11日)、オマーン戦(16日)のアウェー2連戦に向けた今回のメンバー発表でも、MFが本職の旗手はDF登録。ただ森保監督は「表記にとらわれず起用したい」と語っており、成長著しい23歳は東京五輪同様、ジョーカーとしての役割も期待されそうだ。

 日本代表は先月の豪州戦で川崎Fと同じ4―3―3布陣を採用。劇的な勝利を飾った。今回の招集では旗手ほか、川崎FからはDF谷口、山根が復帰を果たしたほか、三笘や田中、守田など川崎Fに縁(ゆかり)の深い選手計6人招集された。今回のアウェー2連戦はプレッシャーとの戦いともなるが、旗手は「(三笘や田中ら)他の選手の成長も楽しみ。僕自身もこの1年間で成長できた部分を感じているので、楽しくプレーしたいなとは思います」と意気込んだ。

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2021年11月5日のニュース